あなたはいかが?【過剰な愛犬家の行為】3選

「犬は神様からの贈り物。DOG IS GOD.」こんな言葉を聞いたことはありませんか。

これは、神様が人のパートナーとして、犬という生き物を世に贈ってくださったという一説です。それほどに犬は人を受け入れ、また私たちも犬に癒され、お互いになくてはならない存在です。そんな愛犬に、いつでも最高の時を感じてほしいのは飼主さんならごく当たり前の気持ちでしょう。でも、その可愛がり方・・・。もしかしするとちょっと過剰かも?

今回は、過剰な愛犬家行為、3選をお届けいたします。

目次

知らずしらずのうちに

犬の可愛がり方は人それぞれ。人の子供のように接しなにごとも愛犬最優先という方や、反対に、犬は犬であり人とは違うのだから、けじめをもって可愛がることが犬の幸せだとおっしゃる方もみえますね。

そのあたりは各ご家庭によりけりですが、一般的にはその愛くるしさゆえに、ついつい溺愛してしまうご家庭が多いように思います。このような状態になると往々にして、盲目的な愛情を犬に注ぎがちになる傾向が見られます。

特に、リモートワークの普及が進む現在においては、愛犬と二人だけの世界に浸ってしまう方も増えたことでしょう。そうした環境下もあいまって、犬を飼っていない方からすると、過剰な可愛がり方だと捉えられることがあるかのかもしれません。ここからは具体的な例を一緒に見ていきましょう。

うちの子は王子、姫

まるで『お犬様』のように愛犬に接している方も珍しくありません。え~?うちはそんな親バカではないですよ、という方も、例えば以下のようなことは思い当たりませんか。以下はほんの一例にすぎませんが、思い当たる節があるとしたら、「ちょっとそれは…」と、周囲に引かれているかもしれません。

・自身の身だしなみにかかるお金は節約、しかし犬のおしゃれのためには糸目をつけない

・車の助手席は犬専用のシート。人が乗れなくてもしかたがない
・カフェ選びはいつも犬優先。うちの子の好みのメニューがあるかどうかで決める

こうしたことは愛犬の健康や感情を思えば当然のことかもしれません。でも、一つ一つの行為が行き過ぎてしまうと、犬を飼っていない方からは「ちょっと目に余るよね、あの可愛がり方は無いよね」。というように、眉をひそめられてしまうかもしれません。周囲から過剰だと受け取られないように大事なのは、愛犬との関係を時々、俯瞰して見てみることです。いつまでも良いバランスを保ちながら、愛犬との素敵ライフを送りたいものです

赤ちゃん口調

犬の前では無意識のうちに赤ちゃん言葉になってしまう飼主さんもいらっしゃいますね。犬はまるで人の子供のようなしぐさをすることがありますから、その愛らしい姿を前にすれば、「なにちてるの~」とか、「おちゃんぽ行こうか」など、友人や同僚の前では絶対に発しないような口調が、つい口をついて出てしまいます。こうした家庭内では当たり前のことでも、犬を飼っていない方にとっては、少し理解のできないことかもしれません。犬は、しゃべらなくても気持ちを敏感に汲み取る能力があると言われていますから、犬に赤ちゃん言葉で話しかけなくても、十分に飼主さんの気持ちを読み取ってくれるものですよ。

フォトスポットマナー

SNSは、もう若者だけの特別なものではありません。一般社会にあっという間に浸透したこのコミュニケーションツールを、毎日のように利用するという方も多いのでは。

特に愛犬の様子を写真や動画に撮って投稿する飼主さんがよく見られます。各地の施設に設置されたフォトスポットは愛犬も利用可能な場所が増えました。

さて、このフォトスポットの使用について、しばしば愛犬家のマナーが問われています。撮影にはベストポジションを確保したいのは誰でも同じです。しかし、人の子供と同じように、いえ、それ以上に犬をかわいがる気持ちを持つ飼主さんの中には、節度を越えたマナーの悪さが目立ってしまうこともあるようです。少数の、そうしたルールを守らない飼主さんの振る舞いにより「ペットの入場お断り」と、入場を規制されてしまうのはとても残念です。

私たち愛犬家は、公共の場所で目に余るような過度なかわいがり方をせず、慎みとマナーを持って、社会に受け入れられるような行動をしたいですね。

まとめ

いつも頭の中は愛犬のことでいっぱい。可愛くて可愛くて仕方がないという飼い主さんの気持ちは大事です。その思いがあるからこそ犬との強いきずなが結ばれると思っています。

でも、それを過度に露出してしまうと、社会からは「ちょっとあの可愛がり方は無いよね」。というような目で見られることもあります。TPOをわきまえて、その場に適した立ち振る舞いをしていけば、きっと社会はもっと犬にやさしくなるはずです。そのために、私たち飼主は周囲にも気を配っていく必要があるのです。

Write by YUKARI IWAI

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