【失敗したくない】ペット関係の仕事に就くデメリット3選

この記事では、少しシビアな話題ですが、これからペット業界への就職や転職を考えている方向けに、メリットだけ見て判断するのではなく、ペット業界で働くデメリットにも目を向けてほしい。そんな思いから3選をご紹介します。

目次

ほとんどの仕事は、給料が安い!?

獣医師以外のペット関係の仕事は、給料が安い傾向があります

ペット関係、特に犬に関わる仕事には、おおよそ以下のものがあります。(ここでは、獣医師を除きます)

・トリマー

・動物看護士

・ペットショップ店員

・訓練士(盲導犬、警察犬)

・トレーナー(しつけ教室など)

どれもお給料は正社員としても、年収200万円台~400万円位で、決して高いとは言えません。

400万円を目指せるのは都心のペットショップの正社員など、店長をしたり販売頭数が多い(たくさん動物を売った)場合です。これに該当しない場合は、200~300万円代であることが多いようです。

「動物の仕事は楽しいけど、給料が安すぎる…」

「給料を上げるために営業を頑張るのが辛い…」

なんて気持ちになってしまうかもしれません。

人間関係のストレス

ペット関係の仕事は、往々にして人間関係のストレスが大きい傾向があります。それは、ペット業界特有の体質のせいかもしれません。命と真剣に向き合っているからこそ、生じるストレスが原因だという見方もあります。

お客様との関り

ペット関係の仕事は基本的に接客業なので、たくさんのお客様と関わる事になります。

そのため、このようなタイプのお客さんと接することにもなりかねません。

・クレーマー気質があるお客様

・冷やかしだけで帰っていくお客様

・忙しい時間帯でも構わずたくさん質問してくるお客様

・日本語以外での接客

・インターネットで得た知識をひけらかすだけのお客様

 などなど

女性社会との関わり

ペット関係の仕事をする人は女性の割合が多く、いわゆる「女性社会」になりやすい傾向があります。

たとえば、一人の先輩が幅を利かせたり、派閥があるなど、女性社会ならではの嫌な部分が職場によってはあるかもしれません。

全ての職場が女社会ではないですが、

「女子高に通ってたけど、女社会は苦手…」

と言う人は、注意した方が良いかもしれません。

獣医師との関わり

動物看護士として働く場合、獣医師との関りも注意が必要です。

動物病院は、基本的に獣医師(院長)が独立して起業した病院です。

そのため、院長は会社で言えば社長に当たります。

院長は、動物病院という小さな組織の中で明らかに偉い人であるため、尊大に振る舞う人もいるようです。

動物看護士をただの雑用係程度にしか思っていない獣医師もいるとのこと。

その院長の処置に介助役として入るのは、ストレスが大きい事が容易に想像できます。

このように、ペット関係の仕事は人間関係のストレスも覚悟する必要があります。

2. ペット関係の仕事のデメリット

ペットショップ店員の場合

ペットショップの場合、売れ残る犬や猫を目の当たりにすることになります。

犬や猫の売れ時は生後2~3か月と短く、その期間に買い手がつかなかった子は値段が下がっていきます。

動物好きな方にとっては、その子の値段(価値)が下がると言う事は辛く感じられるのではないでしょうか。

また、そもそも「動物に値段が付く」事自体に抵抗を感じてしまうかもしれません。

動物が好きでペットショップに就職しても、切ない思いをするようでは長く続けられないかもしれません。

余談ですが、売れ残った動物は殺処分されるという噂を聞く事があります。

しかし動物愛護法では、保健所・センターへの持ち込みに関して「犬猫等販売業からの持ち込みは拒否できる」としています。

つまり、ペットショップで売れ残った動物の持ち込みはできない、という事です。

売れ残った犬や猫には、このような方法がとられるようです。

・譲渡会やお店で里親を探す

・お店の看板犬になる

・ブリーダーさんに返される

全ての犬猫に、行き先がスムーズに決まるわけではありません。

動物を商品として扱う事で供給が需要を上回り、行き場に困ってしまう犬猫がいる事は事実です。

ペットショップで働く場合、この事実は避けて通れません。

その結果、心を痛めながら働くことになるかもしれません。

動物看護士の場合

動物看護士の場合、動物の臨終に関わる場面もあります。

例えば、

・入院していた動物が急変する

・在宅で介護状態の動物が、お家で急変し病院に駆け込んでくる

などです。

この時、人間の看護師ばりに医師の介助をする必要があります。

入院中、自分に懐いてくれていた動物が旅立ってしまう。

愛するペットが亡くなってしまい家族が悲しみに暮れる。

これは、多くの動物看護師にとって辛い出来事です。

動物看護士として働く限り、動物との別れは尽きません。

また動物好きでいる限り、別れの悲しみに慣れることは無いでしょう。

動物看護士は、動物の死という別れの辛さとずっと共存していくお仕事なのです。

3.ペット業界で働くデメリットを乗り越える方法

ペット業界で働くデメリットを乗り越える方法

(1)お給料の安さ

お給料の安さを乗り越えるには、就職先をしっかりと吟味しましょう。

同じ業種で比べても、お店によってお給料は違います。

また、月収は安くてもボーナスが高いパターンもあるので、お給料は月収ではなく年収で比較するのが良いでしょう。

また、もし可能なら実家で生活するのも良いかもしれません。

首都圏で年収300万円台での生活は厳しいですが、それが実家暮らしなら話は変わってきます。

暮らしていく上で最大の出費である家賃は、物件にもよりますが年間おおよそ100万円程度になります。

年収300万円でも、実家で暮らせば家賃の支出がありませんから、実質の年収は400万円程度にはなってくれます。

実家暮らしが嫌な場合、都内でもエリアによっては家賃5万円台のエリアも存在します。

家賃を抑えられるように工夫することで、低賃金というデメリットを乗り越えられるでしょう。

(2)人間関係のストレス

人間関係のストレスは、乗り越えるための努力が必要です。

もしご自身のコミュニケーション能力や女社会での振る舞いに自信が無い方は、コミュニケーションに関する啓発本を読んでテクニックを身につけるのも得策です。

また新卒で就職する場合も転職する場合も、新しい人間関係の中に飛び込むことになります。

知っておいて欲しいのは、人間関係と業務内容に慣れるまでは、どんな人でも数か月はかかるという事です。

その数か月の間に、嫌な事や悩む事もあるでしょう。

そのため、その期間で「自分にはこの仕事は向いてないのかな…」と悩む必要はありません。

「職場に慣れるまではどんな人でも苦労するんだ」と認識するだけでも、人間関係や業務のストレスは減らすことができます。

(3)命に関わる悲しみ

命に関わる悲しみは、ペットショップや動物病院で働く場合、避けて通れません。

ですから、「動物の命に関わるのが辛い…」

という方は、命について考える必要が無い職場を選ぶと良いでしょう。

犬のしつけ教室やトリミングサロンがそれに当てはまります。

ご自身が動物の死に対してどう感じるか、しっかり想像してから就職先を選びましょう。

まとめ

ペット関係の仕事に就くデメリット3選

①お給料が安い

②人間関係のストレスがある

③動物の命に関わる悲しみがある

デメリットの乗り越え方

①お給料…就職先は同業種でもしっかり比較する。家賃を節約する。

②人間関係…コミュニケーション能力に関する本でテクニックを身につける。

③命に関わる悲しみ…命に関わらない業種を選ぶ。

デメリットの無い仕事はありません。

貴方がもし心から動物好きで、動物に関わるお仕事をしたい場合。

デメリットとその対策を知っていれば、それを乗り越えられる可能性は高くなります。

ぜひ、失敗しない就職をされてください。

Writing By Ichise 2025/1/15

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